「千客万来、その後」
2012年10月11日 (木) | 編集 |
歓迎すべき客ばかりとは限らないのである

・・深夜に一際かん高い叫び声、声の主は家内、場所はリビング。
駆けつけてみると、天井に一匹、テカテカとした焦げ茶色の生物が張り付いている。
約3億年前の古代から生息し、日本だけで約240億匹もが生息していると言われながら、
そのグロい容姿故に人類(特に女性)から忌み嫌われ続けている例の生物である。

家屋内に棲み付いているのは240億匹のうち僅かに1%程度らしいが、
それでも人間の数よりずっと多い、日常的に出くわすのは統計的には自然な事象である。
世界中には、この生物を食用やペットとして扱う民族も少なくないようだが、
少なくとも大多数の日本人は、この生物を家から駆逐したいと願って止まない。
ホームセンターに行けば、幾種類もの専用殺虫剤やホイホイ類が売買・消費されている。

冷静に考えれば、この生物が人間にもたらす実害は、ネズミや蚊などに比べたら何でもない。
米国発の世界的な人気者のネズミに比べたら扱いが酷すぎるとも思うが仕方が無い。
生理的な嫌悪感は、日本人の遺伝子レベルで刷り込まれているのに違いない。

で、地球上生命体としては大先輩だけれど、ここは謹んで逝去いただかなければならない。
新聞紙を丸めて棒を作り、忍び寄って振り抜くも、タッチの差で逃げられた。
素早く空中を飛行し、目にも留まらぬ素早さで茶箪笥の裏に逃げ込んでしまった。
この時点で我々の敗北が確定。
この茶箪笥は、地震対策のガムロックで壁に固定されているので動かしようがないのだ。
ガムロックの開発者も、箪笥裏が生物の避難所になるとは想定外のことだろう。

追伸:
ファーストコンタクトではまんまと逃げられ、家内から侮蔑の目で見られる羽目になったが、
数時間後、呑気に箪笥裏から出てきたところを、渾身の一撃で昇天させて溜飲を下げた次第。
やれやれ。