「マッターホルン登頂、に思うこと」
2012年10月03日 (水) | 編集 |
本格的な登山からは久しく離れており、ましてアルピニストなわけでもない。
気紛れに、稜線、渓流、秘湯を楽しむ程度の趣味人が何を言えた義理でもないけれど、
バラエティ番組の企画で、タレントのイモトさんが登頂する姿を拝見して、
頑張りは讃えたい一方で、紙一重の危うさと、一抹の寂しさを感じた。

危うさについては言うまでもない。
タレントさんへの要求がエスカレートして、致命的な事故が起きなければいいのだけれど。
表面的でなく、実質的にタレントさんに「NO」の選択肢が用意されていると信じたいけれど。

寂しさは、孤高かつ神聖な場所が、登山の道理を押し曲げてテレビカメラで曝されること。
下山にヘリコプターを使うことを前提とした登山など通常は考えられないこと。
世界有数の頂への登頂が、予算さえ投じれば、容易にアクティビティ化してしまう危機感。

尤も、番組をお茶の間で観覧している時点で、今回の登頂行為を憂う資格もないけれど(自爆)