「アナログ放送停止までのカウントダウン」
2011年07月20日 (水) | 編集 |
デジタル放送への強制的な移行日が近づいているのである(被災地域を除く)

・・間際になって益々問い合わせが増えていると言う。
八十歳以上の高齢者住宅を除いた不思議な統計で、地デジ普及率は九十五%と言うが、
お年寄りを中心に、アナログ放送が停止して混乱する世帯は決して少なくないだろう。
震災後四ヶ月も経過して、未だ生活基盤の復興もままならない政治状況だから、
テレビ放送の混乱にまで神経が行き届かないのは、情けなくも仕方が無いのか。

巨額の国費を投じて整備した地上デジタル通信網。
欧米のように、CATVや衛星をデジタル化すれば、本来は必要のない地上通信網である。
日本のテレビ局の都合(既得権益)で、地上デジタルを国策へと誘導したからには、
せめて地デジ難民など出さないように丁寧に面倒を見るのがスジである。

先日、久しぶりにM7級の海洋型地震があり、津波注意報が暫く画面を陣取っていた。
注意情報の大きさや位置は各社様々だが、民放は小さめ、NHKは大きくて中央よりのようだ。
テレビは重要な情報ライフラインだから、有事に画面表示される仕組みに文句はない。
しかし、アナログ放送の家庭では、アナログ終了のカウントダウンのお知らせが最前面で、
肝心の津波情報や地震情報を覆っていたというから、無神経さに驚くばかりである。
地デジに移行していないからといって、災害情報の情報弱者であっていい訳がない。

ついでに言えば、津波警報や注意報は解除されるまでが長いので、
一定の時間が経った後は、手元操作で画面の隅にアイコン化するなど工夫できないものか。
画面ほぼ中央に二~三十分も、赤や黄色が点滅する日本地図を見せられるのはちと辛い。