「南アフリカW杯」あれや、これや(壱)
2010年06月21日 (月) | 編集 |
吾輩は、世間の猫並みに、玉にじゃれるのが好きである
近所の友猫と玉蹴りチームを作っており、
天気のよい日には、隣町まで果し合いに行くこともある。
果し合いに勝つと、隣町の綺麗な娘猫達に尊敬の眼差しで見られるので、大変気持ちがよい。

人間の世界でW杯なるものが始まって、はや二週間である。
吾輩はサッカー好きの旦那と一緒に、毎晩遅くまでテレビ観戦の毎日である。
南アフリカはとても遠くと聞いているが、テレビとは何と便利なもの、迫力に眼が丸くなる。

さて、我が日本チームはというと、ここまで一勝一敗、善戦している。
サッカー母国のスポーツ誌に“スーパーネガティブ”とまで揶揄されているようだが、
アジア予選と同じように戦っては、恐らく勝ち点は取れないだろうから、結果オーライである。
岡田監督の手腕は、五月までのチーム作り、最終メンバー選考など、あれこれ言われたが
少なくとも選手内に危機感をもたらし、自発性と一体感を促した点だけは評価すべきである。
同じようにあれこれ言われて、国民の信頼をほとんど失い、辞任した鳩山氏とは天国と地獄。
岡田監督も初戦でカメルーンに負けていれば恐らく更迭だった身である。
選手が戦う集団でいられるように、モチベーションとコンディション作りに全霊を傾けて欲しい。

岡田監督に、システムや戦術などを期待しすぎてはいけないのは、わかっている。
しかし、一つだけ言わせていただきたい、“今の中村俊輔選手を試合に出してはいけない”。
オランダ戦後半十九分、“攻撃の起点を作って欲しい”と中村を投入した結果、何が起きたか。
疲労して交替した松井よりも走れない、中途半端にボールの後を追いかけるだけ(呆)
いつものように持ち場を離れて、ふらふら大好きなセンターにさがってきて、その挙句
ボールを持ったところを簡単に潰されてオランダのカウンターの起点になること数回(怒)
ボールを奪われても奪い返しにいかない上、闘莉男が落としたボールから後ずさり(泣)
チーム全体で点を取りに行く場面で、明らかにブレーキになり、違和感が際立っていた。

中村選手の海外でのキャリアや代表へのこれまでの貢献、はリスペクトされるべきである。
プレースキックやパスの技術は、今でも日本選手の中では秀でているかもしれない。
また、怪我からも復調して、練習では調子が良かったのかもしれない。
しかし、もう一度言う“今の中村選手を試合に出してはいけない”。
つい先月まで彼を中心に回っていた代表チームだが、もはや彼の居場所は残念ながら・・ない。

次のデンマーク戦は、決勝T進出をかけて、一点を争う死闘になることは想像に難くない。
高地で厳寒のなか、カメルーン、オランダ戦の疲労も蓄積している頃だろう。
選手と岡田監督には、最後まで勝利に向かう魂の闘いを期待して、心からエールを送りたい。

吾輩、猫の分際でえらそうなことを言ってしまった
でも、生まれも育ちもニッポンの猫は、やっぱりニッポンを応援したいのである。

(「南アフリカW杯」(弐)につづく)