「家庭用ゲーム機」いま、むかし(四)
2010年06月16日 (水) | 編集 |
再び家庭用ゲーム機の続きである
前回はゲーム&ウォッチだったので、今回は“ファミリーコンピュータ”から。

・・ファミコンが任天堂から発売されたのは1983年のこと、
ちょうど僕がFM7でパソゲーに足を踏み入れようとしていた頃である。
最新PC並みの8ビット機で、ROMカートリッジを取り替えれば、色々なゲームが楽しめて、
本体とゲーム1本なら、聖徳太子2名様でお釣りがくる。
ゲーム機としては優れものだったが、子供向け玩具としては高額で、当初はパッとしなかった。

ファミコンが世に浸透しはじめたのは、2年後にスーパーマリオが発売されてからであろう。
実家に帰省した折、高校時代の友人の家で、夜通し遊び倒した記憶がある。
しかし、この時もファミコンの購買意欲は芽生えなかった。
アクションやパズルは、パソコンで十分だったし、何せ財布には聖徳太子様が不在であった。

時間が流れ、社会人になって暫くした頃、職場のゲーム好き先輩から、ドラクエの話を聞いた。
恥ずかしながら、RPGをほとんど知らなかった僕にとって、先輩の話はとても新鮮だった。
ドラクエの世界観やゲームシステムを口で説明するのは、先輩もさぞ疲れたことだろう(合掌)
“フィールドを冒険するんだよ”・・ゼビウスのように撃ちまくって進むのだな、ふむ。
“王様のお遣いで大魔王を倒すんだよ”・・要するに最終面のラスボスのことか、ふむ。
“モンスターを倒すとお金や道具が手に入るんだ”・・なんでモンスターがお金持ってるの?
“順番に攻撃するんだ”・・ボタン連射で打ちまくるんじゃ?えっ、剣?魔法?仲間?ターン制?
“HPやMPが減ったら宿屋で回復”・・宿屋って時代劇じゃないんだから。
“途中でやめて、また続きから出来るんだ”・・ゲームの途中で休憩できるの?超便利かも。
“死んだら教会で復活してもらえるんだ”・・し、死んでもいいの?それって、反則では・・。

頭の中でかなり頓珍漢な想像をしていた僕も、ドラクエⅢが発売される頃には、
すっかりRPG好きのファミコンゲーマーとなっていた。
なお、ドラクエⅢの発売日は各地で大行列ができ、小中学生が授業をサボって補導されたり、
小学生からソフトを強奪するドラクエ狩りが横行したり、日本国中が大騒ぎであった。

ドラクエⅠ~Ⅲをロト三部作、Ⅳ~Ⅵ(Ⅴからはスーパーファミコン)を天空三部作という。
新作が出るたびに、絵は綺麗に、マップは広く、ストーリーも長く複雑になったが、
お勧めを聞かれたら、ファミコン時代最後の“ドラクエⅣ導かれし者たち”を挙げると思う。
5章構成で、1~4章は仲間の物語、5章で皆が導かれるように合流してクエストを遂げる。
一人一人の仲間に感情移入できるし、トルネコの武器屋でのんびり客を待つのも面白い(爆)。

ファミコンのソフトは、Wikipediaによれば、全1,053タイトルが発売されたとのこと。
ファミコンデビューは遅かったが、僕はこのうち66タイトルをプレイした。
新品など手が出ないから、ほとんど中古である(何故か怪しげでオタッキーな店が多かった)。
名作や良作もあれば、金返せと言いたくなるような○ソゲーも溢れていた。
“ドラクエ”“ファイナルファンタジー”“メガテン”“ファイアーエンブレム”等の有名どころ
は流石に面白く、ヤリ込みがいがあった。
他に、ガンダム世代としては“SDガンダム”“スパロボ”シリーズが印象に残っているが、
ファミコン時代はまだ黎明期。これらのソフトは、スーファミやプレステの方がはるかに面白い。

さて、ソフトについて書き出すときりがないので、今回はひとまずこの辺で。

(「家庭用ゲーム機」伍につづく)