「家庭用ゲーム機」いま、むかし(参)
2010年06月09日 (水) | 編集 |
さて、旦那の昔話の続きである
今回は「ゲーム&ウォッチ」のお話から。

高校生の頃、任天堂からゲーム&ウォッチが発売された。
当時はカシオなどが、液晶の数字部分でちょっとだけ遊べる電卓や腕時計を作っていたが、
ゲーム&ウォッチは、ゲームがメインで、ウォッチがおまけであった。
小さな手帳サイズで、エンジ色のボディに白黒の液晶画面、黒い大小のボタン。
後のファミコンを髣髴とさせる任天堂カラーである。

基盤にソフトが組み込まれているから、ひとつのハードにひとつのゲーム。
ロムカセットでソフトを交換できるタイプと違って、融通がきかない。
数種類のゲームが発売されたと思うが、
僕が持っていたのは、“ボール”と“ボクシング”。
“ボール”はジャグラーのような人間を操作(タイミングよくボタンを押す)して、
ボールが地面に落ちてしまったらゲームオーバー。
“ボクシング”は更に単純で、対戦相手をひたすら殴って体力をケズる。
いいパンチをもらってこちらが倒れたらゲームオーバー。って、あれ?
これはゲーム&ウォッチではなくて、よく出回っていたバッタもんだったかも・・
このあたり記憶が曖昧で失礼。

当時の経済事情を考えると決して安い値段ではなかったと思うが、
結構流行して、友達と貸し借りをしながら、学校でも盛り上がっていたな。
このゲーム&ウォッチが、後にゲームボーイ、果ては任天堂DSに進化したのだし、
ソフトハード一体型の携帯玩具としては、後のたまごっちの原型になったとも言える。
また、ウォッチを捨てて(笑)本格ゲーム機の道を歩んだのが“ファミリーコンピュータ”
まさにゲーム&ウォッチは、現在のゲーム機の御先祖様である。
恐るべし任天堂。そのポテンシャルは、花札と百人一首だけではなかったのだ。

(「家庭用ゲーム機」四につづく)